高校卒業者の6人に1人の割合で専門学校へ進学していると言われていますが、大学との違いはどこにあるのでしょうか。
大学の授業を比べてみると、大学では学部に対応している専門教育科目のほかに、一般教養科目や外国語、保健体育まで学ばなくてはなりません。それに対して専門学校は、履修する科目のほとんどが専門科目であり、専門性をより高めるために実技や実習があります。一般的に大学は高度な学力とそれにあった専門知識を学ぶところであり、専門学校は、専門性のある技術力をつけ、就職に有利に働く資格を取得していくところであると説明できます。
専門学校は、職業に必要な能力を育成するところなので、将来どのような仕事につきたいのかはっきりと決まっている人は、専門学校を進路先に選ぶ傾向にあるようです。
また、国家資格が必要な医療・看護・理容・美容等の職業では、専門学校卒業が資格試験受験の条件になっているので、専門学校で学ぶ必要があります。ただし、技術力が実務経験に依存する看護の分野では、看護大学卒業と看護専門学校卒業との間で職業上の格差が生まれつつあります。こうした問題に対応するために、大学との併修や、4年生の教育体制、職業専門大学院の開校という傾向がでてきています。
さらに、就職率の高さから専門学校を選び、将来設計に備える人も上昇しています。
