平成18年度の調査によると、大学・短大への進学率は52.3%。同学年の半数以上は大学や短大に行く計算になります。この数年で大きく大学進学事情がかわってきているのは、大学全入といわれる状況でしょう。大学への入学を希望するものは、ほとんど大学に進学することができる。ただし、専門の勉強をこなして一定以上のレベルを上げなければ、卒業が難しくなってきています。
そうした中で、今求められているのは、「何を学び、将来に役立てるか」という目標設定です。かつて大学選びは、自分の学力で入ることができるところを基準に行われていました。どんなカリキュラムがあるのか、どのようなことを学ぶのかということを考えず、知名度だけで大学を選ぶいわゆるブランド志向は、現在の大学選びにふさわしくありません。
景気が回復し、売り手市場などとささやかれるものの、企業が求めているのは今や大学名だけではありません。自分で問題を探し会社に貢献できる能力を持っている人を、企業は探しているのです。
自分が4年間通じて学んでいく意欲のある学部を選び、実用性・専門性を比べた場合、将来性のある学部を選んでいる学生が増えているのも、こうした現状を冷静に受け止めているからでしょう。
そうはいっても、なにを勉強したいのか決まっている人ばかりではありません。はっきりと決められない場合は、日常の中でどんなことに興味を持てるのかリストアップしていみます。そこから相応しい学部を探せばよいのです。
