全国の大学にある学部は、30年前に比べると約5倍近くに増え、おおよそ330ほどあります。大学側は社会や学生の求める内容を学習するために、より幅広いカリキュラムを作ってきています。
最近の進学傾向を見ると、工学部や経済学部といった比較的昔から、仕事を得るのに手堅い学部への人気があるのは変わらないものの、伝統的な学部の中で、児童教育系、教員養成系、医学部薬学部系、生活科学・家政系などへの進学希望者が増えています。こうした学部は、以前より卒業後資格習得を目指していた学部が多く、卒業後の就職を目標に立てやすい学習内容であることが多いようです。
大学選びは、この20年で大きく変化しています。大学さえ入ればよかった時代は過ぎ、高学歴をキャリアに反映させるための手段を持つことが求められています。
大学選びはむしろ学部の比較研究から始まるといっても過言ではありません。受験勉強をするのと同じくらい、受けたい学校の学部を多方面から比較していくことは大切です。
現在でも有名校に人気が集中し、そうした大学の難易度が高いことに変わりはありませんが、目的を持ち将来のビジョンを考えて大学を選ぶ時代になりました。入学後に後悔をしないためには、学校案内だけではない、大学の価値を独自に調査していく努力も必要です。そして、自分がなにを学びたいのかとあわせて、心配のない大学選びを成功させましょう。
